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命の現場 [独り言]


昨日「ニュースJAPAN」でペットの現状を放送していました。

ペットブームの中、飼育に困り処分される犬や猫が

年間31万頭もいるそうです。

殆どの自治体が処分に困った犬たちを、安楽死などではなく、

保護し、早いところでは1日のうちに狭いガス室で殺処分するそうです。


そんな中、殺処分ゼロの方針を掲げているというのが熊本市。

熊本市では、基本的に里親が見つかるまで育て、

問題がある犬でも再教育をし、穏やかな性格に変えて

熊本市動物愛護センターで毎週水曜日に犬の譲渡会を開き、

犬たちを新たな飼い主に引き合わせています。

同時に飼育放棄する飼い主には厳しく指導も。

取材の日には、6頭とわずかだが里親が見つかり

新たな飼い主の元へと引き取られていきました。


また、そんな熊本市だからこそのエピソードで、

2週間前に行方不明になった愛犬がセンターで保護されていて

そのそのおかげで殺処分などされず再会できた、という出来事も。。。


そんな中、取材中それでも悪びれず、2000円で処分を頼みにきた孫とお爺ちゃん、

可愛い洋服を着せられたまま捨てられた10歳のシーズ、

怯えて震える2か月の子犬たち、

大きく膨れ上がった腫瘍が痛々しい犬。。。

そんな犬たちが人間の勝手な理由で生死を決められる現実。

見ていてとても複雑な心境になりました。


動物は飼い主を選べません。

だからこそ、人間はもっと命の尊さを真剣に考えなくちゃならないのではないでしょうか。。。

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